2022年2月20~2月22日に星のや軽井沢に泊まってきました。
手配した部屋は「山路地の部屋」です。
原点にして最高・究極の「星のや」のサービスを五感で愉しむことができました。
かなりの敷地面積を贅沢に使っているため、外界からは隔絶された世界観が広がり、圧倒的な非日常を感じます。
「時間が許す限りリピートしたい!」そんな滞在になりました。
それでは、さっそく見ていきましょう!
ホテル情報
まずホテルの全体像として、建物は「フロント&レストラン棟(母屋)+各ロッジ+入浴施設」という構成で敷地内には川が流れていたり、美しい庭があります。
フロント&レストラン棟
軽井沢駅からの送迎バスで星のや軽井沢に向かいました。
バスを降りると、チェックイン手続きのためフロントを素通りしてレストランスペースのある広大な空間に通されました。
この空間で(ローソファに腰かけて)、手続きをします。
冬だったこともあり、手続き待ちの時間に温かい甘酒が振る舞われました。
そして、この空間の向かい側にメインダイニングの「日本料理 嘉助」があります!
“嘉助”脇の「緩やかな階段」orこの写真手前側にある「急こう配な階段」を上がるとラウンジスペースに辿りつきます。
宿泊者専用ラウンジ
「星のや」といえば部屋の種別に関係なく、宿泊者全員が使えるラウンジが一つの楽しみですね♪
お食事のピークタイムを過ぎたラウンジは、とくに静かで上質な空間です。
ラウンジでは、ライブラリーにある本を手に取ったり、「星のや軽井沢」の歴史に思いを馳せて過ごします。
コーヒーマシンとさまざまなフレーバーティーを片手にリラックスしてお過ごしください(時間帯によってはお酒もあります)。
お部屋(山路地の部屋)
フロントとレストランのある母屋を抜けて中庭を通り、宿泊者の各ロッジへ移動すると、いよいよお部屋です。
天井高がすごいんです!窓も大きんです!!
ワンルームタイプなのに窮屈さをまったく感じません。
寝室とリビングスペースは段差で仕切る高度な魅せ方ですね♪
ベッドの佇まいさえも、無駄がなくてかっこいいです。
それでは、お部屋の備品類を見ていきます。
六角形の入れ物の中に、お茶請け(箱根ちもとの「湯もち」)がありました。
めちゃめちゃ美味しかったです♪
話が脱線しましたが、クローゼットを見ていきます。
ベッド横のクローゼットに衣類が入っています。左のグレーの2着は「SOU・SOU」という京都のブランドの防寒着です(右の1着はおれのコート)。
一番右のボックスに虫退治グッズが入ってます。周辺環境的に、夏は活躍するんだと思います。笑
館内着(作務衣) 寝間着 ブーツキーパーと延長コード
茶器 グラス類 カップ類
ちなみにミニバーは全部有料です。。汗
蛇口をひねれば美味しいお水が出てくるので、デキャンタに汲んで過ごしましょう。
テラスへ出て、森の声に耳を傾けましょう!コンクリートジャングルとは真逆の世界が広がります。
水回り(室内)
続いて、滞在の満足度を左右する水回りを見ていきます。
もちろんバス・トイレは別です。
飲み過ぎて夜中にトイレに行っても、「うわっ、眩しい!」とならない配慮が見られます。
歯ブラシは極細で柔らかい毛がフサフサタイプでした。
十分なサイズの檜風呂です。
ただし!
部屋風呂で満足して終わっちゃうのは勿体ないです!
建物外観とお庭散策
敷地内を歩くと、風光明媚な景色をさまざま見ることができますよ♪
架け橋が優雅ですよね 雄大な自然を感じます おそらく、いちばん有名な景色 夜も一段ときれいです
似たような建物だらけで迷子になることが予想されます。
そんなときは、「鍵についている木札の模様」と「ロッジ前の石柱の模様」を見比べてください。
どこを切り取っても絵になりますね♪
入浴施設(宿泊者専用)
星のや軽井沢には「メディテイションバス」と呼ばれる宿泊者限定の大浴場があります。
メディテイション(meditation)とは「瞑想」を意味しており、湯温は39~40℃で、長めにゆっくりとリラックスして入るための温泉です。
身体を洗ったあと「光の部屋」で身体を落ち着かせ、その後トンネル状の通路を進み「闇の部屋」へ。「闇の部屋」では心を落ち着かせる。
そんな動線設計になってました。
闇の部屋はまじで暗闇なので、暗所恐怖症の方はお気をつけて!
お食事情報
日本料理 嘉助 ~山の懐石~
酢味噌と出汁醤油だったかな?
芋餅をカラスミと一緒にいただきます
星のや軽井沢(=谷の集落)をモチーフにした八寸
牛の炭火焼き 黒松
御家喜物は2種類用意されており選択できました。(2人旅だったので1種類ずつオーダー)
懐石のレベルだけ見てしまうと、ぶっちゃけ全体的に「強羅花壇」の懐石の方が美味しかったですね。
記念日等で雰囲気も重要であれば、嘉助チョイスが正解かもしれません!
日本料理 嘉助 ~山の朝食~
複数種類のキノコと豆腐の豆乳鍋も付いてきます。(優しくて美味しい)
総じて、スーパー正統派の和朝食です。
朝食に関しては、素材の本来の味が引き出されており、めちゃめちゃハイレベルでした。
ハルニレテラス
【公式】星のや軽井沢|過ごす
星野エリア内にハルニレテラスという施設があり、(おそらく星のや軽井沢が審査した)飲食テナント・お土産テナントが入っています。
なかでも、今回は川上庵でお蕎麦料理をいただきました。
東京にも数店舗進出している実力派のお蕎麦屋さんです。
くるみ出汁が美味すぎて、水筒に詰めて帰りたくなります。笑
揚げ部分はカリッ・サクッ、中はアルデンテな豆腐でバランス最高♪
※食事代の部屋付けができないので、ご注意ください。
村民食堂
星野エリア内には「村民食堂」という鍋料理・一品料理屋さんがあります。
村民食堂ではカジュアルな夕食が味わえます。
「星のや軽井沢」の元料理長が村民食堂の料理長に異動してくるなど、星野リゾートグループ全体でぬかりないレベルアップをし続けているようです!
ちょっと濃いめの味付けが多く、お酒を多く飲むにはピッタリだと思いました!
(※食事代の部屋付けができるか未確認です、すみません。)
+αの情報
トンボの湯
「トンボの湯」は星野エリアに位置する人気の温泉施設です。
宿泊していなくても利用可能な日帰り温泉が楽しめます。
ここでポイントなのは、朝の9:00~10:00だけは限定で宿泊者専用の利用時間となっているところ。
宿泊者であることをトンボの湯の受付で伝えることで、無料で利用できます。
また、タオル等も受付で渡してくれるので、手ぶらで訪れることができるメリットも!
施設自体が非常にきれいで、とても気持ちよく利用できます♪
お得に予約する方法
どうしてもお高い印象のある「星のや」です。
かなり余裕をもって、公式ページから、長期連泊で手配することで価格を抑えることができます。
通常の料金 6泊以上優待の場合
長期宿泊することで50%オフ優待が適用できます。
まとめ
基本的な宿泊プランは2泊3日となっており、直前期に1泊2日のプランがオープンします。が、実際に泊まってみて「星のや軽井沢」は1泊2日だと明らかに不完全燃焼になります。
特にお風呂が最高なので、それぞれをゆっくりと味わうためには2泊3日以上が必要です。
各施設での食事を楽しむとなると、もう少し日数が欲しいですね。
おれは回り切れなかった分はリピートして楽しむことにしました!
大満足の滞在となること間違いなしなので、時間と予算が許すならぜひ体験してみてください♪
以上、【究極の癒し体験】星のや軽井沢「山路地の部屋」の滞在記を共有しとくよ!
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