【借金あるなら気にすべし!】貸付利率と返済優先度の話を共有しとくよ(具体例あり)

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以前からカミングアウトしているとおり、おれの親の家には500万円ほどの借金がありました。

借入先 借入残高 貸付利率
銀行 カードローン みずほ銀行 -1,966,948 8.50%
横浜銀行 -1,017,965 11.80%
自動融資 三菱UFJ銀行 -293,331 14.60%
クレジットカード リボ払い MUFGカード -323,824 15.00%
セゾンカード -260,131 15.00%
三井住友カード -260,000 15.00%
キャッシング※ MUFGカード -90,000 14.95%
セゾンカード -117,541 12.00%
車_残クレ -908,201 3.50%
合計 -5,237,941

月々の支払は、こんな感じ。

借入先 最低支払額
銀行 カードローン みずほ銀行 20,000
横浜銀行 20,000
自動融資 三菱UFJ銀行 10,000
クレジットカード リボ払い MUFGカード 20,000
セゾンカード 30,000
三井住友カード 30,000
キャッシング※ MUFGカード 10,000
セゾンカード 10,000
車_残クレ 26,000
合計 176,000

総額17.6万円が毎月、借金の返済に消えていました・・・。

そして生活費が支払えず、さらにリボ払いを利用する。そんな負のスパイラルに陥っていました。

こんな状態だと、「元本をどのくらい返せているのか」など考える余裕もないことでしょう。

おれ
おれ

おれも最初の2~3週間は焦りと不安で考えることができませんでした。

ただ、見落としてはいけない返済の順序・優先順位について考えるべきことがあったので、今回は、重要な考え方を共有しとくよ。

「火の車」家計を圧倒的に救うため、さっそく見ていきましょう!

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目を向けるべきは貸付利率

車はすぐに手放したので、今回は無しで考えます。

借金内訳
借金発覚時の状況

上図のとおり、おれは最初、元本が全然削れていない!!という焦りから、みずほ銀行カードローンを優先して返済してしまいました(借入残高に占める元本返済割合が0.31%)。

そこで気づいたのが、部分最適よりも全体最適を考えることの重要性

このように保有している金融機関・借金全体を客観視する。そして、いろんなパターンを想像し、検証する。

仮に利率の安い借金を増やして(追加融資)、利率の高い借金を減らす(繰上返済)場合をシミュレーションしてみます。

返済シミュレーション01
厳密に言うと「最低支払額」は異なりますが、便宜的に単純合計しました。(同じペースで支払を継続するということ)

あら不思議。

「月々の15万円の支払」という借金返済額は変わっていなくても、全体の元本返済割合は上昇しました。

この状態で、返済額を1,500円ほど引いて見ます。

返済シミュレーション02

すると、最初に示した画像「当初借金状況」と同じ元本返済割合(2.53%)を維持したうえで、毎月1,500円分ラクな生活が出来てしまうわけですね。

もう少し簡単な例に落とし込むと、

返済シミュレーション(簡易版)

このとおり、いろんなところから借金をしているアナタは、貸付利率の低い会社に一本化する方向で動くほど、返済が楽になるということです。

キャッシュフローの健全化

キャッシュフローの健全化

前述のとおり、車は速攻で手放しました。笑

まじで車は金食い虫です。駐車場代、ガソリン代、保険料、車検、固定資産税・・・等々。車の売り方はコチラの記事を参照してください。

さて、本題の「キャッシュフローの健全化」についてです。

  • 月々の支払い20,000円の借金
  • 月々の支払い30,000円の借金

これらの借金を一本化すると、月々の支払いは50,000円になるのでしょうか。

答えは”NO”です。

以下に260,000円のリボ払いをみずほ銀行カードローンへ一本化した(借り換えた)ときの例を書きます。

みずほ銀行カードローン

商品概要説明書 みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンの場合、20万円借金が増えるごとに最低支払額が2,000円高くなります。

つまり、セゾンカード(リボ)の約26万円を借り換えて、みずほ銀行カードローンの借金にまとめた場合は、最低支払額が4,000円高い、24,000円となります。

みずほ銀行カードローンとセゾンカードリボをそれぞれ持っていたときは毎月50,000円支払わなければならなかったのが、借り換えたことで24,000円の支払におさまるということです。

この例では毎月26,000円キャッシュフローが改善されました。

生活が回らなくなっていたのなら、浮いたお金で生活を整えてください。余ったお金が出た際は、繰上返済をするようにしましょう。

このように、まずは家計の支出を抑え(キャッシュフローの健全化をし)、余裕の生まれたところから借金の繰上返済を進めていくことが重要です。

積極的に借り換えよう

積極的に借り換えよう

まず「借り換え」とは、手順等も含めて説明します。

「借り換え」とは

「貸付利率の安い借入先から、追加で借金をし、その借金を使って、貸付利率の高い借入先に繰り上げ返済を行う」ということです。

簡単に言うと「10万円借りて、別の10万円を返す。」

これによって、借金間の利率の違い分をトクにしようぜ! という話です。

おれがやった借り換えはこんな感じ。

  • リボ払い系は、ひたすら「みずほ銀行カードローン」へ借り換え。
    (=みずほ銀行カードローンから10万円借りて、リボ払いのカード会社に10万円返す 等)
  • キャッシング系はひたすら「横浜銀行カードローン」へ借り換え。
    (=横浜銀行カードローンから10万円借りて、キャッシング会社に10万円返す 等)
  • 支払うべき借金が「みずほ銀行カードローン」と「横浜銀行カードローン」だけになったら、みずほ銀行カードローンの融資枠が空き次第、横浜銀行カードローンからみずほ銀行カードローンへ借り換え。
    (=みずほ銀行カードローンから10万円借りて、横浜銀行カードローンに10万円返す)

貸付利率の低いところからお金を借りて、それをそのまま、貸付利率の高いところへ横流し(繰上返済)するという行為の徹底に尽きます。

有力な借り換え先

ここまでの内容を踏まえて、借り換え先を考えてみましょう。

貸付利率のうち最低利率に目が行きがちですが、最低利率で借りられることは、ほとんどありません。

したがって、最高利率に注目して選ぶのがポイントです。

おすすめ度会社名|サービス名最低利率最高利率備考
特級関西みらい銀行|フリーローン2.0%9.8%不動産担保型
1位JCB|FAITH4.4%12.5%5万円まで年利5%
2位(埼玉)りそな銀行|プレミアムカードローン3.5%13.5%
3位みずほ銀行|カードローン2.0%14.0%
4位千葉銀行|カードローンクイックパワー1.4%14.8%
5位J.Score|AIスコア レンディング0.8%15.0%
5位以下三井住友カード|カードローン1.5%15.0%
5位以下オリックス・クレジット|VIPローンカード1.7%17.8%
5位以下プロミス|カードローン4.5%17.8%
5位以下アイフル|キャッシングローン3.0%18.0%最大30日間、無利息
5位以下アコム|カードローン3.0%18.0%最大30日間、無利息
5位以下SMBCモビット|カードローン3.0%18.0%
5位以下レイク|ALSA4.5%18.0%最大30日間、無利息

関西みらい銀行のフリーローンは不動産を人質に取られますが、低い金利で借りられます。

大きなデメリットが目立たない中で最強なのは、「JCBのFAITH」です。

そして、利率設定の透明性が高いことも重要。

例として、「JCBのFAITH」と「アコムのカードローン」を見てみましょう。

JCB_FAITH_貸付利率

JCB|FAITH

アコム_カードローン_貸付利率

アコム|カードローン

JCBのFAITHなら、自分に適用される利率が一目でわかりますが、アコムではさっぱりわかりません。

豆知識:総量規制

豆知識:総量規制

借り換えをするにあたって、ハードルになってくるのが限度額(極度額)です。

あなたの信用情報や年収等から、貸付元が判断する「あなたに貸せるお金のMAX」のことを指します。

これについては、貸金業法で定められた「総量規制」という概念があり、借り手(あなた)の年収の3分の1を超える金額を貸してはいけないというルールに各社従います。。

なので、クレジットカードのキャッシングや上記のようなカードローン等、銀行ではない会社からの借金の合計は、どんなに頑張っても、あなたの年収の3分の1を超えることはありません。

しかし、銀行には銀行法が適用されるため、貸金業法で定められた「総量規制」には当てはまりません。

したがって、

  • (上で紹介した)みずほ銀行やりそな銀行のカードローンの限度額は、総量規制に縛られず決定される
  • (JCBのFAITH等の)非銀行系の限度額は、総量規制の範囲内で決定される

ことになります。

限度額が大きくなるほど貸付利率は低くなるため、総量規制の影響を受けない銀行系ローン申し込みの際は、最大限にお金が借りられるように申請するようにしましょう。

公的支援・公的制度を活用する

公的支援・公的制度を活用する

また、条件は厳しいですが、お住いの自治体や国が提供している公的支援を探してみることをオススメします。

で検索すれば、だいたいヒットします。

自治体もお金を貸すのは消極的なのか、日本語が難解&条件が厳しいです。

おれが親の借金を返済したときは「年金担保融資制度」というものを使いました。(たしか利率は3.3%)

社会福祉協議会の支援も、役に立つかもしれないので相談してみましょう。

まとめ

【借金あるなら気にすべし!】貸付利率と返済優先度の話を共有しとくよ(具体例あり)

金を借りるときは高度な戦略を持って、借りるようにしましょう。

こちらの記事で説明した、「複利」は負の資産(=借金)についても同様に影響してきます。

全体感や戦略を失うと、大きく資産を失うのが借金ですので気を付けてください。

最後に「おれなら、借金をこうやって返済する」を紹介して、本記事のまとめとします。

まず、

を用意します。

そして金利の低い銀行カードローンを大きめの限度額(極度額)で引っ張ってきて、基本的に借り換えで一本化を進めます。

そのうえで、常に5万円までとなるようにJCBのFAITHで銀行カードローンを借り換えるでしょう。

かつ、キャッシュフローに余裕がある分は、貸付利息の高いところへ繰上返済します。

要するに、考え方はこの2本柱です。

  1. 利率の高い借金から完済していくため、借り換えをする
  2. 利率の高い借金から完済していくため、生活の余裕資金はすべて繰上返済にまわす

以上、【借金あるなら気にすべし!】大事な貸付利率と返済順位の話を共有しとくよ!

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