通話時のマイク性能に不満があったので、Jabra Elite 65tに買い替えた。

通話性能はばっちり向上! 買った経緯とか感想、レビュー的な記事にしたので共有しとくよ。
レビュー
使った感想
- 今まであった通話の不満を解消できた。
- 音質が良くなった。
- 欲しい機能が揃っているのであらゆるシーンで使える。
ということで大満足。
アップデートが打ち切られないうちは、使い続けようと思えるイヤホンに出会った。
※以下の画像のように定期的にバージョンアップが降ってきます。

ちなみに、イコライザやモード切り替え(ノイズキャンセル・通勤モード等)はアプリで行う。


(話の寄り道)乗り換え前のイヤホン
今まではCOWON CF2コンパクトさや音質的にはこれで十分だった。
小さなボディから想像できないほどパワフルな音が出てくる!
最低音量でも結構鳴ってしまうので、ボリュームコントロール系をいじれるアプリを入れて、ボリュームの最小値をさらに小さくしていた。
不満があったのが、通話におけるマイク性能だけ。
本当にこれを解決したかった。
Jabra Elite 65tに行き着いた経緯
通話音質を追い求めてリサーチすると、”ハンズフリー通話”なるものがキーワードらしい。
んで、アマゾンで調べてみると「オペレーターかよ!」とツッコミたくなる形状だった。

音楽を聞くには、なんとも微妙なラインナップである。
とはいえ、おれのとても感覚的な要件で、「ぱっと見てわかる“マイクっぽいパーツ”」が欲しかった。
COWONの悩みのせいで、AirPods的な”マイクっぽいパーツ”がないと通話性能が上がらないものだと思い込んでいる。
Amazonでは、カテゴリ等で絞り込みをかけるとブランドを選択できるようになる。

「続きを見る」を押すとブランドが大量に並んでいるが、ブランド名のあとに書いてあるカッコ内の数字に注目してほしい。
◯◯◯◯(1)
のように製品ラインナップが1件を表していれば、大体が一発勝負の中華製ブランド。
△△△△(14)
のように一定量の製品ラインナップで2件以上(目安は5件以上)商売をしていれば、”検討する価値のある”ブランド。
と、おれは判断している。

そんな見方でチョイスした「Jabra」「PLANTRONICS」はハンズフリー通話市場の有力候補と判断した。
ちょっと切り口を変えてみて、通話に定評のあるっぽいブランドのこの2社から以下のようなイヤホンがあるか検索してみた。
- 音楽鑑賞にも十分使えそう
- オペレーターっぽくない
そして、以下の流れで生き残った候補が「Jabra Elite 65t」「Jabra Elite Active 65t」だった。
- Step1とりあえず各社の公式ホームページを訪問。
- Step2めぼしい商品をピックアップ
- Step3品番で検索
- Step4口コミをチェック
Jabra Elite 65tとJabra Elite Active 65tの違い
この2機種で比較表を作るとこんな感じ。
Jabra Elite 65t | Jabra Elite Active 65t | |
---|---|---|
※1:急速充電できる量が増えている
※2:価格.com上ではElite 65tはAAC対応していないことになっているが、Jabra公式ホームページの技術仕様書にて確認済み。 (価格.comで作成した詳細比較はコチラ。) 基本性能にほぼ違いはない。
違いはIP55か、IP56かである。
IP55とIP56の違い
これはIPコードといって
- 1桁目は「外来固形物に対する保護等級」
- 2桁目は「水に対する保護等級」
を表すものらしい。
※外来固形物とは、簡単に言うとゴミやホコリ、砂利、お菓子のクズなど。液体・気体以外の構造体内部に侵入しうるものを指す。
IP55とIP56とでは、1桁目が同じなので「外来固形物に対する保護等級」の差はないということになる。
ちなみに1桁目の”5”は、下記の規格を表している。
防塵形:
(タキゲン製造株式会社の「防水規格IP表記」より抜粋)
塵埃の侵入を完全に防止することはできないが、電気機器の所定の動作及び安全性を阻害する量の塵埃の侵入があってはならない。
唯一の違いである2桁目「水に対する保護等級」、つまり防水性能。
これが、どう違うのかというと、
Jabra Elite 65t:IP55の”5”は、下記の規格を表している。
噴流(water jet)に対して保護する。
タキゲン製造株式会社の「防水規格IP表記」より抜粋
:あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。
Jabra Elite Active 65t:IP56の”6”は、下記の規格を表している。
暴噴流(powerfull jet)に対して保護する。
タキゲン製造株式会社の「防水規格IP表記」より抜粋
:あらゆる方向からのノズルによる強力なジェット噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。
つまり、「”水がぶっかかる勢い”によっては耐えきれないかも」という違いがある。
スポーツモデルとしてJabra Elite Active 65tを用意したのかもしれないが、ジェットの勢いで汗はかかない。
イヤホンしたままシャワーを浴びるのか、自問自答してほしい。
要するに、少なくともおれにはIP56の性能は必要ない、というか通常IP55もあれば十分だと思う。
ちなみに、最新モデルとして「Jabra Elite 75t」が出ているが、防水性能はIP55に戻っている。 Jabra Elite 65tからJabra Elite 75tへの変更点は、以下3つ。
最新版が欲しければ買えばよい。
しかし、この違いが「圧倒的に最新版を欲しがらせるか」というと、そうでもない。
音質が向上したわけでもなく、値段もまだまだ高めだ。
結論:Jabra Elite 75tは身のまわりをType-Cで固めたい人向けの商品
結果として、通話の快適度が上がった
記事冒頭のメリット/デメリットに書いたとおりで、非常に快適なワイヤレスイヤホン生活が送られるようになった。
右耳のイヤホンで「再生と停止」や「受話ボタンと終話ボタン」といった機能を果たすので、片耳利用するときは右耳につけることになる。
この点は左右選択の自由がないため、”左耳だけ派”にはツラいと思う。
これが気にならなければ万人受けする優秀なイヤホンだと思う。
(再掲)
ここまで読んでくれた人のために、以下製品の比較表を作っておいたよ。
- Airpods
- Airpods Pro
- Jabra Elite 65t
- Jabra Elite 75t
- Jabra Elite Active 65t
以上、おれイイやつだけど、Jabra Elite 65tもいいヤツだったというオチで共有しとくよ!
開封時の写真を思い出として貼っておく





コメント
65tもAACに対応してますよ。Galaxy s10+で接続を確認しています。
なんと!!情報ありがとうございます!
改めて、公式ホームページから技術仕様書を確認しました。
たしかにAACの記載ありましたので記事修正いたします。